
【第24回】
全国のレッサーパンダに会えるおすすめ動物園めぐりマップ

▲どこに行けば会える?日本全国のレッサーパンダに会える聖地を大特集!
これまでに当ブログでは、
レッサーパンダの驚きの身体能力や手の秘密、
そして愛くるしい赤ちゃん(第11回)や、
伝説の風太くん(第22回)の物語など、
たくさんの生態のひみつをお話ししてきました。
記事を読み進めていくうちに、
「こんなに可愛いレッサーパンダたちに、
今すぐ本物のアクションや食事風景を観に行きたい!」と、
胸を躍らせている方も多いのではないでしょうか。
日本は世界的に見ても、
非常にたくさんのレッサーパンダが、
元気に暮らしている「レッサーパンダ大国」です。
北は北海道から南は九州まで、
全国各地の動物園で彼らに出会うことができます。
しかしながら、
どこの動物園に行っても同じ姿が見られるわけではありません。
園館ごとに屋外の巨大なアスレチックがあったり、
エアコン完備の快適な室内エントランス(第9回)があったりと、
観察できるシチュエーションは実に様々です。
この嘘のような真実は、
それぞれの動物園が彼らの野生の故郷(高山地帯)を再現するために、
独自の工夫を凝らした素晴らしい展示場を作っているという点にあります。
今回は、
お出かけや旅行の計画にそのまま役立つ、
日本全国の「レッサーパンダに会えるおすすめ動物園」を、
地域別に余すことなく、解説して行きたいと思います。
第1章:【北海道・東北エリア】厳しい寒さのなかで最も輝くモコモコの楽園
まずは、
レッサーパンダたちが大好きな「雪と寒さ」を最高の環境で体験できる、
北の大地と東北地方のおすすめ動物園です。
第10回でお話しした「冬毛で一番かわいくなる黄金期」を、
最もリアルに体感できるエリアと言えます。
💛:旭川市旭山動物園(北海道)

▲旭山動物園の名物・吊り橋。頭上をトコトコ歩く、驚きのバランス力を間近で観察できます。
日本最北の動物園である旭山動物園では、
レッサーパンダの驚異の身体能力(第20回)を、
頭上間近で観察できる「吊り橋」の展示が大人気です。
人の背丈よりも遥かに高い場所に架けられた木製の吊り橋を、
長いしましま尻尾(第18回)で器用にバランスを取りながら、
トコトコと渡っていく姿はスリル満点!
冬には真っ白な雪のなかを大興奮で駆け回る、
彼らの本来の野生の逞しさを120%楽しむことができます。
第2章:【関東エリア】伝説の血統と最新の屋内ハイテク展示が集まる激戦区
続いて、多くの個体が暮らし、
アクセスも抜群な関東地方のおすすめスポットです。
💙:千葉市動物公園(千葉県)
レッサーパンダファンなら一度は訪れたい、
「直立パンダの聖地」です。
第22回でご紹介した偉大なるレジェンド、
風太くんが今も穏やかに暮らしている園館であり、
お食事タイム(第21回)には風太くんのDNAを、
色濃く受け継いだ子どもや孫たちが、
おねだりをするためにピシッと美しく、
立ち上がる姿を高確率で見ることができます。
💕:東京都多摩動物公園(東京都)
緑豊かな広大な敷地を持つ多摩動物公園では、
高い木々がそのまま展示場になっており、
野生に近いダイナミックな樹上生活を観察できます。
しかしながら、
関東では非常に珍しい、
小柄でお顔が白っぽい「ネパールレッサーパンダ(第16回)」の、
血統も大切に守られており、シセンレッサーパンダとの、
顔立ちの違いをじっくり見比べられる、
マニアにもたまらない超重要スポットです。
第3章:【中部・関西エリア】「聖地」と呼ばれる大規模園と人気アイドルたちが集まる地域
中部・関西地方には、
日本国内だけでなく世界中から研究者やファンが注目する、
レッサーパンダ界のきわめて重要な拠点が集まっています。
♡:静岡市立日本平動物園(静岡県)
日本全国のすべての、
シセンレッサーパンダたちの正確な家系図を管理し、
血統登録の国内担当を行っている「世界的な聖地」です。
第23回でご紹介した一族きってのモテ男「タク」をはじめ、
たくさんの可愛い個体たちがのびのびと暮らしています。
屋内・屋外ともに非常に見やすく、
工夫された専用の「レッサーパンダ館」があり、
彼らが目の前をトコトコ歩く姿や、
お尻をスリスリとマーキング(第8回)する様子を、
驚くほどの至近距離で大観察することができます。
🥰:神戸市立王子動物園(兵庫県)
関西エリアで絶対に外せないのが、神戸の王子動物園です。
風太くんの血を引く大人気アイドル「メロディ」が暮らす園であり、
お食事タイム(第21回)には小さくカットされた、
大好物のリンゴ(第6回)を小さな両手で挟んで、
目をキラキラと輝かせながら、
(第19回)シャキシャキと頬張る至福の表情をたっぷり堪能できます。

▲大好物のリンゴタイム!小さな破片も落とさない、器用な手のクラッチ力に注目です。
日本国内におけるレッサーパンダの公的な血統管理、
(種別計画管理)の総括・司令塔を担っているのは、
公益社団法人日本動物園水族館協会(JAZA) から、
任命された静岡市立日本平動物園です
第4章:【中国・四国・九州エリア】アットホームな空間と南国の暑さを乗り切る工夫
西日本エリアでも、
風太くんのバトン(第23回)を、
受け継いだ個性豊かなファミリーたちが、
各地の動物園を賑やかに盛り上げています。
💗:とくしま動物園(徳島県)
風太くんの娘である偉大な母「風美」が、
たくさんの命のバトンを繋いだ、
四国におけるレッサーパンダの重要拠点です。
アットホームな雰囲気の展示場では、
親子が仲良く並んで竹を食べる姿や、
生まれたばかりの赤ちゃん(第11回)が、
お母さんの後ろを「キュッキュッ」と鳴きながら、
一生懸命について歩く、
優しさに満ちあふれたやり取りを高確率で観察できます。

▲微笑ましい親子の同居展示。お母さんのシマシマしっぽは、赤ちゃんにとって最高のおもちゃになります。
♥:福岡市動植物園(福岡県)
九州エリアでおすすめなのが、福岡市動植物園です。
高山地帯の涼しい気候を再現した、
エアコン完備の綺麗な室内展示場があり、
日本の厳しい夏の暑さ(第9回)の時期であっても、
夏バテすることなく快適に過ごす彼らの姿を見学できます。
夏特有の、冷たい丸太にお腹をペタッと密着させて、
ダラ〜ンと眠る「だれパンダ」の可愛い脱力ポーズは、
夏の風物詩として来園者を癒やし続けています。
第5章:まとめ:さあ、お気に入りのレッサーパンダたちに会いに行こう!
今回の全国めぐりマップの内容を簡単に振り返ってみましょう。
北の大地:
旭山動物園の「頭上を渡る大迫力の吊り橋」や、
冬の白銀の世界で見せる大興奮の雪遊び(第17記事)。
関東の激戦区:
直立ブームのレジェンドが暮らす千葉市動物公園や、
希少なネパール系(第16回)に出会える多摩動物公園。
国内随一の聖地:
日本全国の血統を管理している静岡の日本平動物園や、
お食事アクションが抜群に可愛い神戸の王子動物園。
西日本の拠点:
あたたかい親子の絆が見られる徳島や、
夏の「溶けるだれパンダ」のギャップが愛おしい福岡。
日本全国の素晴らしい動物園の数々。
しかしながら、
この嘘のような真実は、
私たちがどの地域の動物園を訪れても、
「なんて愛くるしい生き物なんだろう!」と、
深く感動できる環境の裏に、
飼育員さんたちの24時間体制の徹底した健康管理と、
絶滅の危機から彼らを救おうとする、
深い愛情のストーリーがあるという点にあります。
ただ「かわいい」と眺めるだけでなく、
彼らの180度まわる不思議な足首(第20回)や、
一生懸命に自分の看板を更新するマーキング行動など、
当ブログで学んだ生態の知識を頭のなかに思い浮かべながら観察すれば、
目の前のレッサーパンダたちの姿が、
これまで以上に何倍もディープに、
そして何倍も愛おしく感じられるはずです。
ぜひ今度の週末や次の旅行の計画には、
この記事を参考にしながら、
あなたのお気に入りの「モコモコのアイドル」が、
待つ全国の動物園へ、そっと会いに足を運んでみてくださいね!。
- 【AI生成画像について】
- ※本記事のアイキャッチ画像は,Geminiに搭載されている
- 画像生成機能(Imagen)を使用したAI生成画像
- (Image generated by AI)です。イメージ画像のため、
- 実際の個体や現地の状況とは異なる場合があります。
- 【出典・参考文献】
- 静岡市立日本平動物園公式サイト



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