【人魚伝説】ジュゴンとマナティの違い!日本唯一の歌姫セレナの物語

ジュゴン・マナティ編:

人魚伝説のモデル!ジュゴンとマナティの違いと、日本唯一の歌姫の物語

 

鳥羽水族館の美しい水槽を優雅に泳ぐジュゴンのセレナ

 

今回スポットを当てるのは、

古くから大航海時代の船乗りたちを惑わせ、

「人魚伝説のモデル」として、

語り継がれてきたロマン溢れる生き物、

「ジュゴン」「マナティ」です。

 

どちらも温かい海でのんびりと暮らす、

水族館でも大人気の癒やし系アイドルですが

実は「ジュゴンとマナティって、何が違うの?」と、

疑問に思っている方は非常に多いのではないでしょうか。

 

今回は、

ファンなら絶対に知っておきたい2頭の、

決定的な違いをスッキリ解説するとともに、

いまや日本の水族館でたった1頭しかいない、

 

鳥羽水族館の、

愛され歌姫「セレナ」ちゃんの、

奇跡と感動に満ちた、

物語をたっぷりと語り尽くしたいと思います。

 

1.そっくりだけど全然違う!ジュゴンとマナティの「3大見分けポイント」

ジュゴンもマナティも、

分類上は「ジュゴン目(海牛目)」という、

同じグループに属する親戚同士です。

 

しかし、実は進化の歴史や、

暮らしている環境が異なるため、

見た目も生態も全く違う生き物なのです。

まずはその決定的な「3つの違い」をマスターしましょう!

🔶:① 尾ビレの形(ここが一番分かりやすい!)

2頭の後ろ姿を見たとき、

一番わかりやすいのが「尾ビレ(しっぽ)」の形です。

🔵:ジュゴン:イルカやクジラと同じように、

中央がくぼんだ「逆三角形(三日月型)」をしています。

🔵:マナティ:しゃもじやうちわのように

しゃもじやうちわのように、

丸くて平べったい「円盤型」をしています。

 

水槽の後ろ側から泳ぎ去る姿を見るときは、

ぜひしっぽの形に注目してみてくださいね。

 

右と左どちらが、マナティーで、ジュゴンでしょうか?比べてみてね!

 

 

🔶:② 口の形と「ごはん(主食)」の違い

どちらも植物を食べるベジタリアンですが、

食べているものが違います。

 

🔴:ジュゴン:海の中に生えている

「海草(うみくさ・シーグラス)」だけを、

食べる完全な海の草食動物です。

 

そのため、

海底に生える草を、

食べやすいように、

口元が下を向いてラッパの、

ように大きく広がっています。

 

🔴:マナティ:海だけでなく

川に生えている水草や、

水面に浮いているアマゾンレタスなど、

様々な植物を食べます

 

口元は下ではなく、

正面を向いていて、

上唇が細かく器用に動く構造になっています。

 

🔶:③ 暮らしている場所(海水か淡水か)

 

🔵:ジュゴン100%「海(海水)」

温かいエリア、

(沖縄やオーストラリアなど)でしか生きられません。

🔵:マナティ:海だけでなく

「川(淡水)」や、

川と海が混ざり合う場所(河口)でも、

自由に暮らすことができます。

 

そのため、

マナティは川を上って、

ジャングルの奥地で、

見つかることもあると言う事なんです。

 

【マナティの食事風景】丸いうちわ型の尾ビレが特徴のマナティ。ジュゴンとは口の形や食べる植物の種類も大きく異なります

 

2. 日本で会えるのはここだけ!鳥羽水族館の歌姫「セレナ」の奇跡

ラッコの現状編でもお話しした通り、

いま日本の水族館ではラッコだけでなく、

ジュゴンも絶滅の危機に直結する、

深刻な現状にあります。

 

現在、

日本国内でジュゴンに会える水族館は、

三重県の「鳥羽水族館」ただ1箇所だけ

 

そして、

そこで暮らすメスの、

「セレナ」ちゃんが、

日本で唯一のジュゴンなのです。

 

実はセレナちゃんが、

鳥羽水族館へやってきた背景には、

世界中の海洋生物学者や、

ファンが涙した、

映画のような「奇跡の救出劇」がありました。

 

◆:① イルカの網に迷い込んだ小さな赤ちゃん

物語の舞台は1986年、

フィリピンのパラワン島。

 

現地の漁師さんが、

イルカ用の網を仕掛けたところ、

 

そこに偶然、

生後間もない小さな、

赤ちゃんのジュゴンが、

迷い込んでしまいました。

 

それがセレナちゃんだったのです。

 

近くにお母さんジュゴンの姿はなく、

まだ自力で生きていくことが、

できない生後数ヶ月の、

赤ちゃんだったため、

 

このまま放流しても、

確実に命を落としてしまう状況でした。

 

そこで、

フィリピン政府と、

当時からジュゴンの研究で、

世界をリードしていた鳥羽水族館が協力し、

国境を越えた救出プロジェクトが立ち上がったのです。

◆:② フィリピンから日本へ、命のバトン

セレナちゃんは、

飛行機を乗り継ぎ、

はるばる日本の、

鳥羽水族館へとやってきました。

 

当時の体重はわずか67kg、

体長は145センチと、、

本当に人間の子供サイズ。


人工のミルクを、

哺乳瓶で飲ませるなど、

飼育員さんたちの寝る間を惜しんだ、

24時間体制の懸命な看病によって、

セレナちゃんは少しずつ、

でも確実に元気に成長していきました。

 

その後、

フィリピンの大統領から、

日本へ「国際親善のシンボル」として、

正式に寄贈され、

セレナちゃんは、

名実ともに鳥羽水族館の、

そして日本の宝物になったのです。

 

 

 

3.飼育員さんとの深い絆!セレナちゃんの愛おしすぎる胸キュンエピソード

鳥羽水族館の「人魚の海」ゾーンで、

のんびりと優雅に暮らすセレナちゃん。

今年でなんと飼育日数が40年近くを迎える、

世界一の長期飼育記録を持つ、

レジェンドでもあるのですが、

その素顔はとっても、

甘えん坊でチャーミングな所も有ったりします。!

 

🟡:① 飼育員さんの足にしがみつく「抱っこおねだり」

セレナちゃんは、

赤ちゃんの頃から、

自分を育ててくれた、

飼育員さんたちのことが、

本当に大好きです。

 

ダイバーの飼育員さんが、

水槽の掃除や健康チェックの、

ために水中に入ってくると、

 

大きな体をすり寄せてきて、

飼育員さんの太ももや足に、

前脚でギュッと抱きつく、

「おねだりポーズ」を見せてくれます。

 

「お掃除なんてしないで、私と遊んで!」と、

言わんばかりに甘える姿は、

まさに人魚の赤ちゃんそのもの。

 

飼育員さんへの、

絶対的な愛と信頼が、

あるからこそ見られる、

最高のエモスポットです。

🟡:② レタスを1枚ずつ器用にモグモグ

鳥羽水族館では、

主食の海草の代わりに、

栄養豊富で新鮮な、

「ロメインレタス」などを、

毎日たくさんあげています。

 

セレナちゃんの、

ご飯タイムを観察すると、

下を向いた大きな口で、

大きなレタスの葉っぱを、

 

「シャキ、シャキ……モグモグ……」と、

1枚ずつ、とっても器用に口の中に、

吸い込んで食べていくのです。

 

レタスが口に吸い込まれていく様子は、

まるで掃除機のように滑らかで、

見ているだけで、

こちらの心が丸く、

癒やされた感じがとてもいいです。

🟡:③ アオウミガメの「カメ吉」とのユーモラスな同居生活

セレナちゃんの水槽には、

もう1頭の主役として、

大きなアオウミガメの「カメ吉」くんが、

一緒に暮らしています。

この2頭の距離感がまた、

ファンの間で大人気なのです。

 

のんびり泳ぐセレナちゃんの後ろを、

カメ吉くんがトボトボと追いかけてみたり、

時にはセレナちゃんが、

寝そべっているすぐ横で、

 

カメ吉くんが甲羅を休めていたりと、

マイペースな2頭の、

「空気感」が絶妙で、

水槽の前で何時間でも、

過ごせてしまうほどの癒やしパワーを放っています。

 

 

同居人のアオウミガメ「カメ吉」くんとのまったりタイム。この絶妙な距離感が、水槽前のファンをいつも笑顔にしてくれます。

 

4.ジュゴンとマナティの未来:私たちが今、受け取るべきバトン

セレナちゃんの、

愛くるしい姿に癒やされる一方で、

 

私たちはやはり、

彼女たちの未来にある、

「命の重み」についても、

考えなければなりません。

 

ジュゴンは現在、

野生でも環境汚染や沿岸開発によって、

 

主食である海草の、

藻場が世界中で激減し、

 

絶滅危惧種に指定されています。

 

日本の沖縄の、

海にもかつてはたくさんの、

ジュゴンが生息していましたが、

今では滅多に、

姿を見ることが、

できなくなってしまいました。

 

さらに、

水族館での飼育が、

もの凄く難しい生き物であるため、

セレナちゃんが天寿を全うしたとき、

日本の水族館から、

ジュゴンの姿が完全に消えてしまう、

可能性が極めて高いのです。

 

だからこそ、

いま鳥羽水族館で、

元気に泳ぐセレナちゃんの、

姿を見ることは、

「地球上の豊かな海を守るための、

生きたバトンを受け取ること」そのものなのです。

 

「人魚に会えて嬉しかった」という、

思い出を、

 

ぜひ「ジュゴンたちが暮らせる綺麗な海を、

私たちの代で守っていこう」という、

優しい決意に変えて、

未来へ繋いでいきたいですね。

 

5.ジュゴンとマナティを応援する!私たちの日常の「推し活」

遠く離れた海に暮らす、

海牛類の仲間たちのために、

私たちが今すぐ日常生活でできる、

素敵なアクションを2つご紹介します。

 

🟢:① 「洗剤」や「プラスチック」の使い方を見直す

ジュゴンが食べる海草(シーグラス)の森は、

川から海へ流れ込む、

水の汚れにもの凄く敏感です。

 

日常で使う洗剤の量を適切にしたり、

環境に優しい製品を選んだりすることは、

ジュゴンたちの故郷の、

海を透明に保つことに、

ダイレクトに貢献します。

 

 

🟢:② マナティに会いに、他の水族館へも行ってみよう!

日本でジュゴンに、

会えるのは鳥羽水族館だけですが、

マナティの仲間、

(アメリカマナティ、アフリカマナティなど)には、

 

沖縄美ら海水族館、新屋島水族館、

熱川バナナワニ園などで会うことができます!


マナティたちに会いに行き、

その素晴らしい生態を、

お友達にシェアするだけでも、

海牛類の保護に対する社会の、

関心を高める最高のエールになりますよ。

 

左側:丸いうちわ型のしっぽを持つマナティー右側:三日月型のしっぽを持つジュゴン

 

 

  • マナティの仲間(アメリカマナティ、アフリカマナティなど)には、
  • 沖縄美ら海水族館、新屋島水族館、熱川バナナワニ園などで、
  • 会うことができます!
  • 例えば沖縄美ら海水族館の公式マナティ館ガイドを見ると、
  • 人魚のモデルとしてのマナティの解説や、
  • 可愛らしい赤ちゃんの出産記録なども見ることができます。
  • 沖縄美ら海水族館 公式サイト(マナティ館の案内ページ)

 

💛:おわりに:歌姫セレナが教えてくれること

いかがでしたでしょうか。

ラッコ・ジュゴン特化シリーズの、

最終幕「ジュゴン・マナティ編」。

 

そっくりに見える2頭の不思議な体の違い、

そしてフィリピンの海から命を繋がれ、

 

日本の水族館で40年近く、

愛され続けてきた、

歌姫セレナちゃんの奇跡の物語が、

温かく伝わったのではないでしょうか。

 

前回のラッコたちも、

今回のセレナちゃんも、

みんな人間の温かい手によって救われ、

そして人間の優しい眼差しによって守られてきました。

 

次に鳥羽水族館で、

セレナちゃんの美しい、

泳ぎ姿を見たときは、

 

心の中で、

「日本に来てくれて、

元気でいてくれて本当にありがとう」と、

溢れる愛を込めて、

優しく声をかけてあげてくださいね。

 

 

 

  • 【AI生成画像について】
    ※本記事のアイキャッチ画像は,Geminiに搭載されている
    画像生成機能(Imagen)を使用したAI生成画像
    (Image generated by AI)です。イメージ画像のため、
    実際の個体や現地の状況とは異なる場合があります。

 

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