目次
今日本にいるシャチ全頭のプロフィール・鴨川・名古屋・神戸須磨・天国のシャチ
現在(2026年4月時点)、日本で飼育されているシャチは合計6頭です。
かつて国内唯一のオスだった「アース」が
2025年8月にあの世へ旅立ちました。現在日本にいる、
シャチさんは、すべてメスと言う事に成ってしまいました。
悲しい事ですね!
そこで、
施設別に、プロフィールまとめてみました。
鴨川シーワールド(千葉県):3頭
「ラビーファミリー」の高いチームワーク
非常に高いチームワークを誇り、
「ラビ―ファミリー」として知られています。
・ラビー (Lovey)
。生年月日: 1998年1月11日(28歳)。
。特徴:日本で初めて飼育下での繁殖に成功したシャチさん。
現在、しっかり者の母親で、かつ、
鴨川ファミリーの精神的支柱に成っています。
・ララ (Lara)
。生年月日: 2001年2月8日(25歳)
。特徴:ラビーの妹なんですね、
少し控えめな性格と言われることもありますが、
運動能力が高く、
パフォーマンスでもキレのある動きを見せます。
・ルーナ (Luna)
。生年月日: 2012年7月19日(13歳)
。特徴:ラビーの娘なんです。
2026年現在もパワフルなジャンプで観客を魅了しています。
そして、好奇心旺盛で遊び好きなんです。
名古屋港水族館(愛知県):1頭
公開トレーニングなどでその知性を見ることができます。
残念なことに、現在は1頭のみの」シャチのリンさん、
だけに成ってしまいました。
・リン (Lynn)
◦生年月日: 2012年11月13日(13歳)
◦特徴: 名古屋で生まれ育った唯一のシャチ。
母親は(ステラ)、お兄さんが、(アース)、
現在は、シャチのリンさん、1頭に成ってしまいました。
それでも、飼育員との絆が非常に強いシャチさんです。
シャチの「アース」さんが、
2025年8月にあの世へ旅立ってしまったので、
名古屋港水族館には、
シャチのリンさん、1頭に成っています。
引用元:鴨川シーワールド
引用元:名古屋港水族館
神戸須磨シーワールド(兵庫県):2頭
神戸須磨シーワールドは、
2024年にオープンした新施設なんです。ここへは、
鴨川から移籍した母娘が暮らしています。
・ステラ (Stella)
◦推定年齢: 39歳〜40歳前後(1980年代にアイスランドで捕獲)されて、
ここ、神戸須磨シーワールドにやってきました。
◦特徴:立ち位置が、日本のシャチ界の「ゴッドマザー」なんです。
多くの子供や孫を持つ、
国内最高齢かつ野生を知る唯一のシャチさんです。
・ラン (Ran)
◦生年月日: 2006年2月25日(20歳)
ステラの娘に成ります。
母親と一緒に神戸へ移籍してきました。
整った顔立ちでファンが多いシャチさんです。

日本にいるシャチさんの複雑な関係性(家系図)
日本にいるシャチさんは、
神戸須磨シーワールドにいる、シャチのステラさんを、
母、そして、祖母とする、血縁関係にあるのですね、
これは、一つの大きな、ファミリーと言えます。
日本のシャチの家系図

ステラから繋がる物語・日本のシャチの家系図
現在、日本で暮らしているシャチさんたちは、
シャチの「ステラ」さんを、中心とした一つの大きな家族なのです。
どんな関係なのか?この関係を知ると、きっと
シャチさんたちの事が、今よりも、
もっと身近に感じてもらえると思います。
【第1世代】すべての始まり「ステラ」
・シャチのステラさん、(神戸須磨シーワールド)
日本のシャチさんの飼育の歴史を築いてきた「お母さん」です。
現在も神戸で娘のランと一緒に元気に暮らしています。
【第2世代】全国で活躍する4姉妹
シャチのステラさんから、生まれた4頭の娘のシャチさんたちは、
現在3つの水族館に分かれて暮らしています。
・長女:ラビー(鴨川シーワールド)
日本で初めて出産・子育てを成功させた、
しっかり者の長女で、偉大な母でもあります。
・次女:ララ(鴨川シーワールド)
姉のラビーを支える存在で、運動能力が高く、
パフォーマンスでも大活躍です。
・三女:ラン(神戸須磨シーワールド)
整った顔立ちが人気のシャチさんで、
母ステラとともに神戸へ移籍しています。
・四女:リン(名古屋港水族館)
お姉さんたちに負けない知性を持ち、
名古屋で愛される末っ子なのです。
【第3世代】次世代へ繋ぐ「孫」たち
日本で初めての「飼育下3世」の世代です。
孫のシャチさんたちは、
シャチのらビーさんから、生まれました。
・アース(2025年没)
彼が遺した記録は今後の飼育に大きく貢献しています。
国内唯一のオスとして名古屋で愛されたシャチの「アース」さんです。
・ルーナ(鴨川シーワールド)
シャチラビーの娘。
元気いっぱいで、
これからの日本のシャチ界を担う期待の星です。
実のところ、
「名古屋のリンちゃんと、鴨川のルーナちゃんは、
実は『叔母と姪』の関係なんですよ!」

「天国のシャチたち」の物語
家系図に載せた亡きシャチさんたちの、エピソード。
1,大黒柱の父「ビンゴ」(2014年没)
・ラビーたちの父親であり、ステラのパートナーです。
推定32歳で亡くなりました。
国内唯一の大人のオスとして、
現在の日本のシャチの土台を築きました。
2,優しき父「オスカー」(2012年没)
・アースとルーナの父親で、ラビーの夫でです。
かつてステラが出産した際、
自力で呼吸できなかった赤ちゃんを、
水面に押し上げて助けたという、
伝説的な優しさを持つシャチさんでした。
3,若くして旅立った「サラ」(2006年没)
・ステラの三女として生まれましたが、
わずか2歳(満3歳前)で亡くなってしまいました。
彼女の記録は、その後のシャチの飼育、
医療技術の発展に大きな教訓を残しています。
4,記憶に新しい「アース」(2025年没)
・国内唯一のオスとして名古屋で愛された16歳のアース、
その死因は、腸捻転(ちょうねんてん)」でした。
彼がいなくなったことで、
日本のシャチさんの飼育は今、
新たな転換期を迎えています。
「彼らが繋いだバトンが、
今のルーナやリンたちの元気な姿にある」
この事が、唯一の救いであると言えるでしょう。
日本のシャチさんの、「ラ行の法則」とは
日本のシャチの始祖である母「ステラ」から生まれた5頭の娘たち、
全員に、ラ・リ・ル・レ・ロの「ラ行」の音が、
名前に入っているという、
お馴染みの愛らしい命名ルールのことです。
この法則を知っていると、
名前を聞いただけで「あ、ステラの子供(または孫)だ!」と、
判別できるようになります。
ステラの娘たち(5姉妹)
- 長女:ラビー(鴨川)
- 次女:ララ(鴨川)
- 三女:サラ( 2006年死去)
- 四女:ラン(神戸須磨)
- 五女:リン(名古屋港)
孫の世代にも引き継がれる「ラ行」
この伝統は、
ステラの長女である「ラビー」が産んだ子供たちにも、
受け継がれました。
- 孫(長男):アース(※名前にラ行はありませんが、妹が誕生)
- 孫(次女):ルーナ(鴨川)
「名前の由来を知ると、水族館の垣根を越えて
一つの家族だと実感できる」ことと思います。

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まとめ
日本のシャチ飼育の歴史は、まさに「ステラ・ファミリー」の絆の物語です。
現在、国内で見られる全6頭のシャチさんたちは、
すべて神戸須磨シーワールドにいる「ステラ」の血を引く親戚同士。
家系図を紐解くと、鴨川・名古屋・神戸と離れて暮らす彼女たちが、
実は強い家族愛で結ばれていることが分かります。
ここで最も言えることは、今は亡き父ビンゴとオスカーの存在です。
彼らが繋いだバトンが、
日本初の飼育下3世である、ルーナたちへと受け継がれました。
また、娘たちが皆「ラ行」の名を持つという「ラ行の法則」も、
ファンに愛される秘密のひとつ。と成っています。
この絆を知れば、水族館で目にする一頭一頭の姿が、より愛おしく、
深い物語を持って見えてくるのではないでしょうか。


