
【第9弾】{お馬さんのブログ記事}
本当に立ったまま眠るの?お馬さんの不思議な睡眠のヒミツ
今回は誰もが気になる「睡眠の謎」を解き明かします。
こんにちは、馬が好きなあなたへ。
前回の第8弾では、相馬野馬追や流鏑馬など、
日本の歴史と伝統が色鮮やかに躍動する、
「日本全国の馬の祭り」について熱くお届けいたしました。
読者の皆様からも
「甲冑をまとった武者とお馬さんの、
人馬一体の迫力に胸が熱くなった!」という、
素晴らしいコメントをたくさんいただき、
いつもブログを優しく支えてくださるあなたへ、
心から感謝申し上げます。
さて、シリーズ第9弾となります今回のテーマは、
お馬さんの日常の可愛い謎、
ずばり「不思議な睡眠のヒミツ」についてでございます。
馬が好きなあなたへ、
「お馬さんは立ったままで居眠りをする」というお話を、
どこかで一度は耳にされたことがございませんか。
しかしながら、
普通に考えますと、
人間であれ犬や猫であれ、
眠くなると身体の力が抜けてバタンと、
横になってしまうのが当たり前でございますね。
ですから、
「本当に立ったままで倒れずに眠れるの?」、
「足が疲れてしまわないのかしら?」と、
不思議に思うのは当然のことでございます。
この記事では、
お馬さんが立ったまま眠る驚きの理由や、
それを可能にするユニークな身体のメカニズムについて、
見出しを細かく分けて、
分かりやすく徹底解説してまいります。
どうぞ今回も最後までリラックスしながらお楽しみくださいね。
第1章:🐎本当に立ったまま眠るの?結論から言うと「本当」です!
❶:一日の大半を立った状態の「うとうと居眠り」で過ごす生態
まず最初に、あなたが気になる、
あの疑問への結論からお話しをさせていただきます。
お馬さんは本当に立ったまま眠るのかと言いますと、
答えは間違いなく「本当」でございます。
しかしながら、
人間のように夜にベッドに入ってグッスリと、
7時間も8時間も眠るのとは、
そのスタイルが大きく異なっています。
お馬さんは、
一日の間に何度も、
数分から数十分という短い時間の、
「うとうとした居眠り」を立ったまま繰り返しているのです。
これらをすべて合計しても、
お馬さんの一日の睡眠時間は、
なんと、
わずか「3時間程度」しかございません。
このように、
非常に短くて浅い眠りをこまめに取ることが、
お馬さんの基本的なライフスタイルなのでございます。
❷:なぜ横にならないの?草食動物としての切実な生き残り戦略
では、
なぜお馬さんはわざわざ立ったままで眠るような、
一見すると不器用な進化を選んだのでしょうか。
その理由は、
彼らが大自然の中で肉食動物から狙われる、
「草食動物」だからにほかなりません。
もしも、
お馬さんが地面にゴロンと横になって、
深い眠りに落ちてしまっているときに、
ライオンやチーターなどの天敵が、
襲いかかってきたらどうなるでしょうか。
大きくて体重の重いお馬さんが、
地面から「よっこらしょ」と立ち上がるまでには、
どうしても数秒間の時間がかかってしまいます。
野生の世界において、その数秒の遅れは、
そのまま命を落とすことを意味するのです。
そのため、
天敵の気配を察知した瞬間に、
ハイスピードでトップギアでダッシュして逃げられるよう、
立ったまま眠るという、
驚くべき生き残り戦略(適応進化)を、
身につけたわけでございます。
これらの古代生物の化石や、
キリン科・ウマ科がたどってきた、
数千万年の壮大な適応進化の歴史や骨格の、
不思議についてさらに詳しく知りたい方は、
国立科学博物館公式サイトの哺乳類フロア解説のページなどで、
本物の標本データを基にした、
学術的で分かりやすい解説が確認できます。
第2章:🐎足の力は抜けないの?立ったまま眠れる不思議な「膝のロック機能」
❶:筋肉をほとんど使わずに骨と腱で身体を固定する仕組み
ここで、
もう一つの大きな疑問が湧いてまいりますね。
「いくら警戒のためとはいえ、立ったまま眠ったら、
足の筋肉が疲れてガクッと、
膝が折れてしまうのではないか」という疑問でございます。
実は、
お馬さんの身体には、
人間にはない素晴らしい、
「自動ロック機能」が備わっています。
専門的には「膝関節のロック機構、
(駐立装置:ちゅうりつそうち)」などと呼ばれていますが、
これはお馬さんが立ったときに、
足の骨や頑丈な腱(けん)がパチッと噛み合って、
筋肉の力をほとんど使わずに膝を、
完全に固定できるシステムなのです。
つまり、
お馬さんは立っているとき、
自分の意志で力を入れて踏ん張っているのではなく、
まるで建物の柱のように、
足の骨組だけで体重を支えている状態でございます。
❷:片足ずつ上手に休ませるお利口なリラックスポーズ
牧場やお馬さんのいる施設を訪れた際、
お馬さんが一本の後ろ足の、
先だけをちょこんと地面につけて、
腰を少し落としている姿を見たことはございませんか。

▲お馬さんは身体の自動ロック機能を使って、筋肉を使わずに立ったまま居眠りができます。
あのポーズこそが、
まさに立ったままお利口に、
居眠りをしている最中のサインでございます。
自動ロック機能を使いつつ、
お馬さんは「今は右の後ろ足を休ませよう」、
「次は左の後ろ足にしよう」というように、
体重をかける足を上手に交互に入れ替えて、
足にかかる負担をセルフコントロールしているのです。
この工夫があるからこそ、
お馬さんは何時間立ち続けていても、
足が疲れてしまうことがないわけでございますね。
本当に感心してしまうほど機能的な身体のつくりをしています。
第3章:🐎実はゴロンと横になることも!お馬さんの「レム睡眠」の秘密
❶:脳まで完全に深く眠るためには、やっぱり横になる必要がある
ここまで「お馬さんは立ったまま眠る」と、
お伝えしてまいりましたが、
実は、
常に100%立ったままというわけではございません。
お馬さんだって、時には、
地面にゴロンと横になって眠ることがございます。
これには、
睡眠の「質」が関係しています。
立ったまま居眠りをしているときのお馬さんは、
身体は休まっていても、
脳はまだ半分起きて周囲を警戒している、
「ノンレム睡眠(浅い眠り)」の状態でございます。
しかしながら、
完全に脳までリラックスさせて、
夢を見るような「レム睡眠(深い眠り)」に達するためには、
どうしても足の力を完全に抜いて、
地面に横になる必要がございます。
お馬さんの一日の睡眠時間(約3時間)のうち、
この横になって深く眠る時間は、
だいたい「30分から1分程度」の、
ごくわずかな時間だと言われています。
❷:横になって寝ているお馬さんは、周囲が「100%安全」だと信じている証拠

▲完全に横になって眠っている姿は、周囲の環境を100%信頼している安心のサインです。
つまり、
もしも皆様が牧場や厩舎(きゅうしゃ)で、
お馬さんが足をだらんと投げ出して、
完全に横になってスヤスヤと眠っている姿を見かけたなら、
それは大変貴重でラッキーな瞬間に立ち会えたということでございます。
なぜなら、
そのお馬さんは「ここには天敵が絶対にこないし、
周りの人間もみんな優しいから、
100%安心してゴロンと眠れるぞ」と、
周囲の環境や皆様のことを心の底から、
信頼しきっている証拠だからでございます。
無防備に横になって、
時には小さな寝息を立てたり、
走る夢を見ているのか足をパタパタと、
動かしたりしている姿は、
普段の格好良い姿とのギャップもあって、
見ているだけでこちらの、
心が洗われるほど愛らしいものでございますよ。
第4章:🐎(おわりに):お馬さんの健気でたくましい生き様に、たくさんのパワーをもらいましょう!
今回は、シリーズ第9弾として、
お馬さんの不思議な睡眠のヒミツについて、
草食動物としての生き残り戦略や、
足の自動ロック機能、
そして横になって眠るレム睡眠の、
貴重なエピソードにいたるまで、
たっぷりとお話をさせていただきました。
いかがでしたでしょうか。
ただ「立ったまま眠れて面白いな」というだけでなく、
そこには数千万年もの、
長い時間をかけて大自然を生き抜いてきた、
お馬さんたちの健気でたくましい、
適応進化のドラマが隠されていたのですね。
そうした彼らの生き様を知ることで、
午年生まれの私自身、
お馬さんに対するリスペクトの、
気持ちがさらに深まりました。
ブログ読者の、あなたも、
今度お馬さんに出会ったときには、
ぜひその足元や、うとうとしている、
優しい表情をじっくりと見つめてみてくださいね。
次回、シリーズ第10弾の記事では、
これから実際にお馬さんと触れ合ったり、
乗馬を始めてみたい!、
という方のための初心者ガイドとして、
「初めての乗馬体験!初心者でも安心な乗馬クラブの選び方」を、
優しく丁寧にナビゲートしてまいりたいと思います。
どうぞ次回の更新も楽しみにお待ちください。
今回も最後まで温かくお付き合いいただき、
本当にありがとうございました!。
馬が好きなあなたへ、幸運が下りてきますように!
願っています。
- あわせて読みたい:現代に生きる武士の魂!日本全国の伝統的な馬の祭りを巡る
- 次はこれ:初めての乗馬体験!初心者でも安心な乗馬クラブの選び方
- 【AI生成画像について】
- ※本記事のアイキャッチ画像は,Geminiに搭載されている
- 画像生成機能(Imagen)を使用したAI生成画像
- (Image generated by AI)です。イメージ画像のため、
- 実際の個体や現地の状況とは異なる場合があります。
- 【出典・参考文献】
- 国立科学博物館公式サイト



コメント