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ガラパゴス諸島唯一の生き物,陸の生物の変異か海イグアナの生態
ガラパゴス諸島は、本土から1000km程離れた、火山群島です。
ここは、エクアドル領の諸島で、islas Galāpagos はスペイン語で、(ゾウガメたちの島々)
という意味が有るらしい。ここには、独自の変化を遂げた動物たちが、多数生息している。
世界にない諸島と成っている様だ。その中でも、海に生きるイグアナさんがいるようです。
この海イグアナさんに、焦点を当てたいと思います。この様な事まとめてみました。
①ガラパゴス諸島に住む、ウミイグアナとは?
ガラパゴス諸島に住む唯一のイグアナさん、海で生活しているらしいのです。
有燐目・イグアナ科・ウミイグアナ属・ウミイグアナ種、に分類されているのですが、
本種のみで、海イグアナ属を構成しています。
ガラパゴス諸島は、海底火山によって、隆起してできた、
何処の大陸にも属さない、
火山諸島に、成っているのですよ。
周りには海しか有りません。
勿論の事、最初は何も生物はいなかったのですが、
次第に、少しづつですが、
生き物が生息するようになってきたのです。
このウミイグアナさんは、
如何やってこの諸島に、
やって来たのでしょうか?
②イグアナさんは、漂流してきたの?
元々は、南アメリカ出身のイグアナさんみたいなのです。
かなり昔の事に成ってきますが、
数百万年前、流木や、漂流物に乗って、
ガラパゴス諸島に流れ着いたそうです。
因みに、南アメリカのイグアナさんは、
もう居なくなってしまった様です
絶滅しちゃったみたいなのです。
嘘のような本当の話の、ようなのですが、
まだ学者さんの、推測のようです。
が、
他に推測されることはなさそうです。
自然の海の流れに乗って、
1000km離れた、
ガラパゴス諸島にやって来たこと自体、
奇跡と呼べる出来事だったのではないでしょうか!
たどり着いたイグアナさんが、過ごしていくうちに、
この島々の自然に、慣れていき、海での活動が出来るように、
変化とか、変異とかでは表せない、出来事で、
進化と言うのに、相応しい出来事に成って行きました。
この、特別な進化をもたらして、
ウミイグアナさんの、誕生と言う事に繋がってきたわけなのです。
今では、ガラパゴス諸島にだけ生息する、固有種に成っています。
全てのイグアナさんが、
海に潜って、餌をとるように、なったのでは無いようなのですね、
海になじんだ者たちや、
海に近づくことはなく、
陸での生活を選んだ、
リクイグアナさんも、生息している様です。
別種に、ガラパゴス諸島のサンタフェ島、にしか生息していない、
バリントンリクイグアナ・サンタフェリクイグアナもいるようです。
この中でも海に特化した、進化を遂げたのが、
ウミイグアナさんに、成ると言う訳なのです!
➂適応力の凄さ
ガラパゴス諸島の、海イグアナさんは、
見た目がとても醜い、要望をしている、
と言う事で、有名らしいです。
イギリスの、自然科学者の、チャールズ・ロバート・ダーウィンさん。
(地質科学者であり、生物学者)でもある、
チャールズ・ダーウィンさんも、
ウミイグアナさんの事を、最も不格好なトカゲと表現しているようです。
間違いなく不細工なのでしょう、
この不細工さとの引き換えに、
手に入れたような、能力と、考えても、
可笑しくはない、程に、
海で生活が出来るようになった。
生態系への、ウミイグアナ独特の、
適応の仕方が凄いと言う事なのですよね。
それ以前に、イグアナさんは、元々は陸の生物で、
海では生活が、
出来なかったはず?
災害などに見舞われて、必死でつかんだ、
木材や、漂流物に、乗って、
1000kmも離れたガラパゴス諸島に、
流れ着いた、と言う事に、成るのですね。
これは自然のなせる業か?
奇跡の出来事と、言っても過言では、無いと思います!
更に凄いのは、
陸上の動物が、海での生活が、
出来るようになったほどだから。
この体の変化こそが、
生き残る事のすべてと言うに相応しいと思います。
採餌するときに、海水毎、食べる事に成ってしまいます。
塩分を吹き出すための、器官が、出来上がっていたのですから。
④見た目の凄さは!
とても凄いらしいです!!?
顔は、潰れた感じがして、目は離れている、
頭は、瘤だらけで、白いカツラをかぶっている、
この白いカツラは塩の塊、と言う事なのですよ。
海の塩分を鼻の塩類腺という器官が有って、
排出する仕組みを、持っています。
くしゃみをして噴出するのです。
その時のくしゃみで、頭に塩分が、溜まって行くそうなのですね。
塩分が頭の上で、乾燥して、
白いカツラのようになって、見えるのですね。
背中はとげとげしている。
そして、鱗も有るようです
でも爬虫類なのです。
全域が、生活域に成っている様ですね!
ガラパゴス諸島の島ごとに、
ウミイグアナさんの、大きさや、形や、色は、
違っている様なのですね。
その為か、亜種として7亜種いるようです。
主食として、食べているのは主に海藻がほとんどで、
カニなどや、多肉植物などを食べる事も有るようです。
体長は、120㎝から150㎝位の大きさが有るようです。
泳ぎは得意なようですね。
ウミイグアナと、呼ばれている位ですから。
体よりも尾っぽの方が長くて。
とても強い爪が有る。
しっぽを使って、ワニのように巧みに泳ぎ、
更に、強い海流に流されない様に、
岩場などにがっしりと、捕まる事が出来る。
この強い、爪がとても役に立っている。
海の中での活動は、
一日のうちの、一時間ほどの間、海の中に潜って、採餌します。
この1時間の間に、食事をすると言う事に成るのですが、
ペンギンさんのように、恒温体質ではない為、
冷たい海の中に、一日中いる訳にはいかないのですね、
体温が下がりすぎると、命が危険にさらされてしまう事に成ってしまいます。
ウミイグアナさんは、一日のうちの殆どを、
日光浴をして、体温をあげることに専念している。
歩き回る事はあまりない様なのです。
体温が上がりすぎると、岩陰などに入って、
体温調節をしている。
この状態が保てる、ガラパゴス諸島こそが、
ウミイグアナさんを育てたと言っても、
良いのではないのでしょうか?
一日中日光浴が、出来る環境、
天敵がいないってことですよね!
この環境こそが、陸から海に適応する迄の、
進化を遂げる事が出来たのですね!
そして、
ウミイグアナさんの、誕生と言う事に、成って行ったのですね。
⑥繁殖は?
卵から生まれます。
1月から2月に、
雄同士で、縄張り争いをするようです。
頭を付けて押し合うような、感じで、争っているよ、
ていう感じで、!
この頃、繁殖期に成ると、雄の体の色が変化してくるのです。
オレンジ色や、斑な感じの赤色、緑色が目立つように、
成ってきます。
巣穴は、雌のウミイグアナさんが、
砂地などに穴を掘って、作って行きます。
一度に、卵は、1個から4個、多いときは6個くらいの、
卵が生まれる。
卵は、イワカモメや、ガラパゴスノスリ(鷹の一種)、
等に狙われてしまう。
体の色は、体温を上げやすくなるように、
暗い灰色になって、
太陽の光を吸収しやすい様に、変化してきたのですね。
⑦見た目と性格?そして、保護の対象に!
見た目は、とても厳つく、恐竜のような姿で、近寄っただけでも、
襲ってきそうな感じがします。
が、
実際のところは、とてもおとなしくて、
動きもゆったりとしている様ですよ。
このガラパゴス諸島は、1978年の年、
ユネスコ世界遺産の、第一号として登録された、12ヶ所の登録のうちの、
1つに成っていました。
世界遺産第一号なんですね!
さらに難題も発生している様です!
エルニーニョ現象という物が、発生し、気温の上昇などによる被害が、起こってしまい、
生息を、脅かしている。
気温が上昇してしまうと、餌と成る海藻の繫殖が減ってしまうらしいのです!
餌と成る海藻が減ってしまうと、
当然ながら、ウミイグアナは、生活を脅かされてしまう事に成ってしまいます。。
其ればかりではなく、人間が、連れてきた動物たちが、
野生化して、襲う事も少なくないとの事、
それでもなを、自然と共有していき、進化していく動物の、
対応力の凄さに、乾杯!
船舶の事故によっても、問題が発生しています。
2001年に海難事故が起きて、石油の流出などによっても、
生活が脅かされてきました。
ウミイグアナさんの数が、一時期は減って来ていたのですが、
ガラパゴス諸島が、国立公園に指定されてからは、
ウミイグアナさんの数は、徐々に回復傾向に有るようです、
先の、エルニーニョ現象や、天敵による被害が、
心配の種と言う事でした。
ガラパゴス諸島の、全島で保護活動が行われているとの事で、
期待が膨らみます。
まとめ
ガラパゴス諸島に住む唯一の、ウミイグアナさんでしたね。南アメリカに居たイグアナが、
流されてたどり着いたのが、ガラパゴス諸島でした。
南アメリカのイグアナさんは、絶滅してしまったようです。
ガラパゴス諸島で、とても凄い進化を遂げて、海に潜って、
海藻を食べて生活するようになったのでした。食性が、草食と成っているのですが、
カニなども食すとか?、絶滅の気配も有るようですが、
ガラパゴス諸島全域が、国立公園に指定されていることから、
全島で保護活動が行われている様です。