目次
スネアーズペンギンの赤ちゃんと繁殖と普段の生活は何処で特徴はどんな
- スネアーズペンギンさんのお話ですが、どんな特徴が有るのでしょう。
- 生活はどんな処で、活動しているのでしょうか?赤ちゃんは、過酷な育ち方しているのでしょうか?
- 繁殖はどんな感じでしょうか?性格などは、攻撃的それとも穏やかで優しい、
- 住んでいる場所は、何処でしょう?そのような事まとめてみました。
でははじめますね。
①スネアーズペンギンさんの特徴は、何があるでしょうか?
最初に、スネアーズペンギンさんの特徴から行きますよ。
特徴は、眉毛のように長く伸びて先で垂れ下がる、
冠羽が嘴の付け根の辺りから伸びている。
別名がハシブトペンギンと呼ばれています。
嘴が太いのも特徴で、ハシブトと付けられています。
どちらが別名かは良く解っていないようです、が
本命と、別名どちらが本命でも可笑しくは、なさそうです。
が、和名がハシブトペンギンさんに成っています。
フィヨルドランドペンギンさんと、よく似ていて、
嘴の付け根の辺りから伸びて先で垂れ下がっているのはほとんど同じ、
それから、頬に白い線の模様が有る。
スネアーズペンギンさんは、
頬に白い線の模様はない事と、
そして、嘴の付け根辺りに露出している、
ピンク色系の皮膚が見える事が、違いと成っている様です。
ハシブトは嘴が太いことを意味していますが、
学名で、分厚い嘴と、名付けられているのは、
先に発見された、フィヨルドペンギンさんでしたので。
スネアーズペンギンさんは、力強い、を 意味する学名がつけられる事に成ったのですね。
①⇒②体長と体重は?食べ物は?
スネアーズペンギンさんの、体長は50~60cm位で、
体重は、2~4.5㎏位に成っているのですが、
差が大きいですよね?
繁殖時には、ペンギンさんは、食いだめをします。
その時の状況で、かなりの、
体重の差が出来ると言う事なんですが。
簡単に言うと、5㎏有ったのが、2.5kgに、
成ってしまう位の違いが出来るようなのです。
繫殖時は飲まず食わずの期間がどうしても、
増えてきてしまう事が、原因となって、
食いだめの量も、半端では無いようですね。
食事に関しては、
オキアミなどの甲殻類、を好んで食べている様です。
その他にも、
イカや、タコの他にも、小魚を食べています。
やはり肉食と言う事なのですね。
②生息地と繁殖地は?
スネアーズペンギンさんは、絶滅危惧種の危急種に指定されています。
その為、
唯一国に守られたペンギンさんなのです。
スネアーズペンギンさんの生息地は、ニュージーランドの南、200kmにある、
スネアーズ島に成っています。
唯一が、多く出てきてしまいますね、
それは、他にはないことが多くなっているのですが。
早速ですが唯一生息地と繫殖地が、この島だけに成っています。
他のペンギンさんは、繁殖活動が終わると、
繁殖地から姿を消して行くのですが、
スネアーズペンギンさんは、スネアーズ諸島の此処だけで、
生活をして、繁殖も行っているのですよ。
陸地側で繁殖して、海岸方面で生息する、
と言う感じに成っています。
②⇒①唯一自然と国に守られている、ペンギンさんと島!
ここ、スネアーズ諸島は、国に管理されていて、研究者の皆さんも、
特別に許可が下りない限り、調査も行う事が出来ません。
殆ど人間が立ち入る事が出来ない島となっているのですね。
しかも自然にも守られている唯一の島なのです。
南極大陸周辺では、海がとても荒れています。
緯度が高くなるにつれて、荒れ方もひどくなっていきます。
南緯40度から60度迄には、
ほえる40度。
狂う50度。
叫ぶ60度。
そう呼ばれているそうです。
このスネアーズ諸島は、ほえる40度に位置していて、
船乗りたちでさえも避けて通る場所となっている位、
荒れ狂う場所と成っているのです。
更に、
他の亜南極のように捕鯨や海豹漁などの影響もうけていないのですよ、さらに、
人間以外の猫とかネズミのような動物も、
入る事が無かった特別な島に成っているのです。
ペンギンさんの本来の姿を見る事の出来る、
自然が守られた奇跡の様な、島に成っています。
この様な、理由などが有って、
スネアーズ島は、とても貴重な島に成っています。
更に、
上陸の禁止もされていると言う事です。
これだけ守られていても、
スネアーズペンギンさんの、全体数は、
減りもしていないが、増えてもいない、膠着状態にあるようなのです。
その為、スネアーズ島に行っても、
会う事は叶わず、岸辺にやってくる、
スネアーズペンギンさんを、ボートなどから、遠目に見る事しかできません。
寂しいことですが、我慢するしかない様ですね。
③繫殖の様子は?
スネアーズ諸島には、
他のペンギンさん達もやって来ていません。
スネアーズペンギンさんだけです。
繫殖の様子は、
海岸から、陸に上がって行くのですが、
いつも通る道なので、ペンギンロードと呼ばれる道も出来ている様です。
雄のスネアーズペンギンさんが、8月頃に成ると、
先に繁殖地に向かい、巣を作り始めていきます。
そして、
9月に成ると、雌のスネアーズペンギンさんが、やって来ます。
10月には卵が生まれます。
卵は2個産まれますが、最初の卵は放棄されてしまいます。
最初の卵は小さくて弱いため、
抱卵されません、まれに孵化をする事も有るようですけれど、
育つ事は、ほぼ無いと言う事です。
親鳥のペンギンさん達は、2個目の卵を抱卵して、
孵化をした赤ちゃんを、育てていきます。
最初の卵は、無きものとなってしまうのですね。
これは、自然界の掟のようになって居そうです。
何故ならば、
二個の卵を抱卵して、卵が二つとも孵化をしても、
二羽のペンギンさん二羽とも育つ確率は、
殆ど無いと言う事らしいです。
それが分っているのか、二個の卵のうち最初の卵は、
捨て置かれ、二個目の卵を
全身全霊をかけて育てていくと言う事なのです。
それでも、
ペンギンさんが増えも減りもしないと言う事は、
成鳥にまで育つ、確率があまりよくないと言う事ですね。
思っていたよりも、ペンギンさんは亡くなる、
ペンギンさんが多いと言う事なのでしょう!
④スネアーズペンギンさんの、性格と、学名は?
それでは学名から行きますよ。
学名は【 Eudyptes ・ robustus 】
☆ Eudyptes = 優れた潜水者
☆ robustus = 力強い
泳ぎが得意で、潜水能力も有って、嘴が太く頑丈な感じがすることから、
力強いと命名されました。
スネアーズペンギンさんは、スネアーズ諸島の固有種なのです。
- 本当は、分厚い嘴と言う名前が付くとよかったのですが、
- スネアーズペンギンさんの前に、フィヨルドペンギンさんが、先に発見されていて、
- pachyrhynchus = 分厚い嘴 と言う意味の名前が付けられていました。
- その為、robustus (力強い)と言う意味の名前が付付けられました。
性格は、観察をすることも難しいペンギンさんですから、
性格はあまり良く解っていないようです。
が、
社会性は、持っているようです。
巣によって来る、外敵が近づいてくると近づくのを許さないらしいです。
巣に近づく外敵と言う事は、卵を守ろうとする親心の現れなのでしょう!
⑤まとめ
スネアーズペンギンさんの、特徴は、力強い嘴と、眉のように伸びる冠羽が印象的でした。
スネアーズ諸島に生息している、環境の凄さと、唯一国から守られている事、
そのような環境下もあって、猫とかネズミのような動物も入る事もなく、
捕鯨や海豹漁などの影響もうける事のない、とても良い自然が残っている島でした。
過酷な自然環境と言う事と、島への上陸も禁止されていると言う事で、
ペンギンさんの観察が出来ない状態が続いています。
ペンギンさんに差し支えのない範囲で調査が出来るようになっていくことを期待します。